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2016.12.27
サンマルコ コンコール 門田基志選手レポート
昔からサドルと言えばsanmarcoと言う程有名なサドルメーカーの更に長年サイクリストに愛用されているCONCOR(コンコール)シリーズの最新モデルCONCOR CARBON FX PROTEKをメインで使用している。
サドルをチョイスする際に参考になったのはsanmarcoのDiMAから最適と思えるサドルを導きだし、テストし、CONCOR CARBON FX PROTEKに決定した。
メインのレースはマウンテンバイククロスカントリーとシクロクロス、時にクロスカントリーマラソンと過酷な種目ばかりで激しく使用し続けている。
シクロクロスの飛び乗りでよく見かけるのはレールの損傷だが、CONCOR CARBON FX PROTEKは体重75kgの自分が激しく飛び乗ろうと、過去1度も壊れた事は無い(2014年のシクロクロス全日本2位の時も!)。
マウンテンバイククロスカントリーも同様に、激しいオフロード走行での突き上げやジャンプでバランスを崩し、サドルへ負担をかける事が頻繁な状況でも(2015年はUCIレース優勝の時も!)、クロスカントリーマラソン世界選手権の厳しい長時間のオフロード走行でも違和感やサドルの損傷、トラブルは皆無!
レースを走る上で軽量であり本当に信頼出来る耐久性を持ったサドルであるとともに、一般の多くのサイクリストに対しても大きな信頼をもたらしてくれるサドルだと言える。
形状、素材の両方の効果で得られていると思うが、必要十分なクッション性とサドル上で絶妙で動きやすい表面処理、適度なしなりは長い歴史と高い技術力によるものだと思う。
サドルは体と自転車との接点であり最重要なパーツであり妥協したくないところ。
DiMAで導きだし自分の特性に合ったサドル選びは選手の発揮パワーをロス無くペダルに伝え、好成績を約束してくれる。
このCONCOR CARBON FX PROTEK の絶妙なカーブと形状でマウンテンバイククロスカントリー界現役最年長プロの今年も大きな力になる事は間違い無いと思う。]